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リビン・テクノロジーズ株式会社は2020年2月17日に不動産に関連するM&Aを推進することを発表しました。

買収対象レンジ

数千万円~10億円

買収対象領域

  • 不動産関連メディア
  • 不動産取引の業務管理システム
  • 不動産会社を対象とした各種サービス
  • 不動産業界向けの人材・教育関連サービス
  • 不動産会社・住宅メーカー

買収フロー

公開情報、決算書類、文書による質疑応答等をもとに、簡易的なデューデリジェンスを行った後、面談を通じて、シナジーや事業の成長性を判断し速やかに意思決定を実施するとのことです。

M&Aの戦略についての考察

リビンテクノロジーズ営業収益の推移

2020年2月14日発表四半期報告書より引用

リビン・テクノロジーズ株式会社は非常に速いペースで成長していることがわかります。
成長している時期には現預金が不足したりして、いわゆる「勘定合って銭足らず」と呼ばれる状況になることもよくあります。
売上は上がっているのだけど、現金が足らず資金繰りが逼迫することです。

しかし、リビン・テクノロジーズ株式会社は資金の枯渇とは無縁であることが財務諸表からわかります。
2014年2月14日発表の2020年9月期 第1四半期決算短信によれば現預金が豊富にあり、財務体質が非常に強固であることがわかります。

2020年9月期 第1四半期決算短信より貸借対照表

1年以内に現金化できる資産が、1年以内に返済しなければならない負債をどれだけ上回っているか?を表す指標として「流動比率」があります。
つまり、現時点における企業の支払能力つまり財務上の安全性を指します。
金融機関が融資の判断を行う際に最も重視される指標でもあります。欧米では200%、日本では120%が安心の目安とされています。

リビン・テクノロジーズ株式会社の流動比率は357.8%にも達しており、財務体質において間違いなくエクセレントカンパニーといえるでしょう。
しかも、流動資産の中でも様々な資産がありますが、最も価値が高いのが現金及び預金です。

現金及び預金が8億4千800万円あり大きな余裕があります。
リビン・テクノロジーズ株式会社は株式を上場したものの、挑戦者であると宣言をしています。
今月、舞の海秀平氏をイメージキャラクターとして起用しました。
それは現役時代の舞の海関が小さい体格でありながら、工夫と努力で大きな力士に果敢に向かっていく姿勢にありました。
リビン・テクノロジーズ株式会社の挑戦する姿勢に通じるものがあったわけです。

「子供の頃に見ていた舞の海さんの姿と当社のイメージが重なった」

と代表の河合大夢氏はインタビューの中で述べています。
2月3日にこのイメージキャラクターの起用の発表がありましたが、これからどのような挑戦がなされるのかを期待を込めて待っていた方も多いかと思います。

その一つの答えがこのM&Aでしょう。
現預金を社内に溜め込んでおけば確かに安心です。
しかし、安心に安住することなく、大攻勢に打って出るという姿勢を明確にしたわけです。

M&Aによって不動産関連のシナジーを生み出せる新しい分野に進出しようとしています。
これからどのようなM&Aが行われるかは全く予想がつきません。

しかしながら、今まで培った不動産業界の知見、取引先、営業担当者の経験、創業以来あるWebマーケティングのノウハウを傾注すれば、買収した会社を大きく飛躍させられる可能性は高いでしょう。

これからのリビン・テクノロジーズ株式会社の成長にますます目が離せません。

当ブログではこれからも変化するリビンマッチをウォッチしてまいります。

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